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公平と正義と報道の自由の名のもとに時代の潮流を鳥瞰し提言します。

電通鬼十則の盲点

「電通鬼十則の盲点」



電通の四代目社長、吉田秀雄氏は、広告会社の社会的地位の低さに落胆し、リベンジを祈して鬼十則を書かれたという。1950年代「押し売りと広告屋はお断り」と企業の入り口窓に張られていた時代、広告会社の社会的地位を憂い社員を奮い立たせたという。
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(※以下引用)
◆電通鬼十則◆
1)仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
2)仕事とは先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3)大きな仕事と取組め! 小さな仕事は己を小さくする。
4)難しい仕事を狙え! そして成し遂げるところに進歩がある。
5)取組んだら放すな! 殺されても放すな! 目的を完遂するまでは...
6)周囲を引きずり回せ! 引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地の開きができる。
7)計画を持て! 長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8)自信を持て! 自信が無いから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらがない
9)頭は常に全回転、八方に気を配って、一部の隙もあってはならぬ!! サービスとはそのようなものだ。
10)摩擦を怖れるな! 摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈未練になる。
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 今では世界で五番目ほどの売り上げ規模になり、国内でガリバーと呼ばれ、誰もが知っての通りのメディアを支配するほどの影響力を持つに至りました。政官界・財閥・学閥などあらゆる方面からの人材をかき集め、元総理の中曽根氏を顧問にするなど、世論を操作できる巨人になりましたが、その反面、自己喪失的な面も露呈するようになりました。
 鬼十則は当初での社内的効果はあったものの、モラルハザードやジャーナリズム、社会的責任、道義的責任、日本文化・道徳の良心、公平なバランス感覚と模範的企業志向においては、その役目を担っているとは言い難い。それをいうと、それ相応の圧力や根回しを行い保身に命をかける。今回のIAAFとの2029年までの独占契約や2020東京五輪贈収賄疑惑への関与に手を染めているという見方をされるほど、いささか、企業として襟を正さなければならない時期に来ているのではないかと私は思うのですが。再び広告代理店は悪の権化と風評された時代に逆戻りすることは排除出来ません。
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